ボクノコト:役立たずで古いというだけで解体して更地にという思考への異議申し立て者

小学校の講堂として生まれて、この地に移設され木工所として今ここに少しばかり歪んではいるけれど在る。
ひし形に歪んでしまった窓枠が魅力的だし、剥げ落ちつつあるペンキの肌合いも素敵だ。
そして内部に入り込んでしまったら最後、この木工所の存在の見事さに圧倒されその場に立ち尽くしてしまうこと必須。
それもこれも今この時に現存していればこそなのだ。そのことを理解していただけるだろうか。
どうかお願いだから経済効率性などという野蛮な一振りで壊さないでほしい、そっとしておいていただきたいのである。


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